失敗が怖いと転職に踏み出せない薬剤師は多いです。転職に成功して年収を100万円増やす人もいれば、反対に失敗する薬剤師もたくさんいるからですね。私たちが失敗を避けるには、他人の体験談を通して学ぶ以外に道はありません。では、転職に成功する薬剤師と失敗する薬剤師は、何が違うのでしょうか?
- 「転職に失敗した薬剤師は、何が原因で失敗したの…」
- 「大幅に年収を増やした薬剤師は、どういう人たちなの…」
- 「職場を変えれば、仕事と育児を両立できるだろうか…」
転職に失敗する薬剤師は、実は意外と少なくありません。
失敗する人たちのケースを見ていると、よく調べずに安易に就職先を決める薬剤師が多いように感じます。失敗例を上げると、薬剤師の数が足りず入社後に仕事量が増えた、中小薬局はルールが曖昧で危機管理能力が低い、給料は高いけれど人間関係が悪いなどです。
一般職と比較して、薬剤師は需要が高くすぐに内定を貰えるケースが多いです。
そのため、就職先をよく検討せずに、その場の流れで決めてしまう人が多いです。こうした失敗は、職場見学に行くことによって冷静に良い職場かどうか判断できます。失敗を避けるためにも、必ず職場見学に行くようにしましょう。
最低でも5〜10年働く事を考えると、事前にしっかり検討した方が良いですよね。
ここでは、薬剤師の転職に失敗した人の体験談を紹介します。また、失敗した人だけではなく、大幅な年収増、家事や育児の両立に成功した人の体験談も紹介します。国家資格保有者で需要が高い薬剤師は、転職に成功するのは難しくありません。
- 転職に失敗した薬剤師の3つの体験談は?
- 年収増に成功した薬剤師の3つの体験談は?
- 育児両立に成功した薬剤師の3つの体験談は?
記事の内容を簡単に知りたい
薬剤師の転職に失敗した人の体験談は?
薬剤師の転職に失敗する人は少なくありません。転職に失敗する人は、就職先の職場をよく調べないで決めてしまう人が多いですね。人材不足で楽に内定を貰える薬剤師は、転職活動に時間を掛ける人が少ないからです。
30代後半)給料は良いが人材不足で仕事量が増える…
30代後半女性。結婚を期に、他県へ引越し。調剤薬局から調剤薬局へ転職。管理薬剤師は若い男性。リーダーシップがなく、頼りない。問題改善にまわりのスタッフの協力も薄い。給与には不満はなかったが、仕事がスムーズに進まないため残業も多い。離職者が多く人出不足のため、妊娠しても中々辞めさせてもらえない。産休を理由にやっと解放されたが、気力、体力ともに消耗してぐったり。
30代女性)中小薬局は思ったよりもルーズだった…
30代女性。いろいろな調剤薬局で、アルバイト、パート、社員と経験してきました。以前いた調剤薬局はクリニック閉鎖に伴い、大手調剤薬局チェーンに吸収されました。自分も提示された年収が良かったので、その会社に就職しました。
はじめはわりとスタッフの多い店舗なので良かったのですが、その後違う小さい店舗に配属になり、一人薬剤師や、近くの店舗のヘルプなどに行かなければならなかったり、というのが落ち着きませんでした。その時、アルバイトでお世話になっていた漢方メインの薬局に声をかけられてラッキー!と思い、転職しました。新店舗の立ち上げや管理薬剤師も任されたりして、いい経験にはなりましたが。。。
それまで勤めていた大手調剤薬局と比べると、小規模の薬局は勤務条件や危機管理など、いろいろルーズな気がしました。上司に問題提起をしても「今まで大丈夫だったから」と、なかなか響きません。当時は細かいなと感じていましたが、大手は規則や教育制度がしっかりしていて、それを経験してしまったためか、今の薬局のルーズさに段々と耐えられなくなってきました。
自分には、やっぱりキチンとルールがある大手チェーンの方が合っている気がして、結局また転職することにしました…
20代女性)人間関係が悪い事に転職してから知る…
ある中小調剤薬局に勤めていましたが、周りの同僚が何人も転職する姿を見て、自分も転職して今まで以上にいい環境を手に入れようと考えてしまいました。最寄駅で今よりも待遇のいい大手調剤薬局を目にしたので、深く考えずに面接を受けにいくと採用担当も親身に話を聞いてくれ、その場で転職を決断しました。
驚くほど人間関係がギスギスしている事を知ったのは、転職初日。管理薬剤師は事務員さんに横柄な態度を取り、同僚は仕事の愚痴や他人の悪口ばかり・・・。家からは近い職場でしたが、サービス残業が想像以上に多く、帰宅時間は以前より遅いくらいです。転職して3ヶ月ですが、次の転職を検討しています。
以上のようにたくさんの薬剤師が転職に失敗している事がわかります。では、転職に成功した人は、どのように成功させたのでしょうか?
大幅な年収増に成功した薬剤師の体験談は?
国家資格保有者で需要が高い薬剤師は、大幅に年収を増やす人も多いです。給料が少ない病院から調剤薬局に転職する事で手取りが3倍、年収500万円から650万円に増やす人もいます。
30代女性)残業代がつく上に年収が100万円も増えた
前は病院に勤めていましたが、昇給も殆どなく残業代も出ないので引っ越しをきっかけに転職活動を始めました。条件は大手で産休育休の取れる職場です。年収は始めは以前よりは下がらなければ良いかな位に思っていました。登録するとコンサルタントから電話が来て自分の条件を伝え幾つかの薬局を紹介して貰いました。病院も幾つか紹介して貰いましたが、今回は薬局をと考えていたのでお断りしました。
結局面接をしたのが4つの薬局です。一つは大手の調剤併設のドラッグストアーでした。全ての面接で内定を貰いました。そのうち2つは以前の年収より100万高く、驚きました。年収についてはやはり気を使ってしまい自分からは言い出せなかったですが、コンサルタントの方が向こうと最低これだけは欲しいと交渉をしてくれました。
面接なども同行してくれ、此方からあまり突っ込みにくい有給や産休育休のことも聞いてくれました。年収は流石に私の前ではすることなくメ―ルや電話でのやり取りをしてくれていたと思います。結局私が選んだのは大手の調剤併設のドラッグストアーです。残業代は申請などしなくても分単位で勝手に付くし、年収も100万は上がりました。その分大手なので応援に行かされたりハ―ドではありましたが、一年で自分の目標としていた分は稼げたので成功であると思います。
30代女性)土日休みで年収が500万から650万円に増えた
①職歴⇒薬科大卒業→調剤薬局→調剤薬局(現在)
②転職した理由⇒年収をあげたかったのと、土日休みにしたかったから
③転職サイト⇒リクナビ薬剤師
④成果⇒長年のキャリアを武器に面接では猛アピール!調剤薬局に転職して、年収は500万円台から650万円までアップ!前は変則的な休みだったけど、今は土日休みでプライベートも楽しんでます^^⑤リクナビ薬剤師のよかったところ⇒希望条件を細かく聞きだしてくれて、年収アップのために先方と色々と交渉してくれました。正直、土日休みと年収アップ、両方叶うと思っていなかったのでびっくりしました。自分だけでは実現できなかったと思います。とても良心的な担当者さんでしたよ。
⑥その他諸々⇒私は長期間薬剤師として働いてきましたが、年収が500万円台でとどまっていました。友人が年収600万円台までいったという話を聞いて、うらやましかったし、負けているように思えて、転職を希望しました。職場には何も問題はなかったけれど、たくさん働くからにはそれなりのお金はしっかりもらいたいと思って、担当者の人にも年収アップは最優先事項ですとお伝えしました。年収に加えて土日休みも希望条件として伝えました。前は変則的な休みが多くて、周りとも休みが合わず、せっかくの休日も一人で過ごしてばかりいました。プライベートも充実させるぞ~と思って、色々希望条件は言っていたけど、まさか全て叶うとは!!!伝えてみるもんですね☆
20代男性)年収320万から600万円で手取り3倍
古い体育会のような体質を持った病院で、医師が絶対的な存在であり高圧的に指示する方が多く、雰囲気が合いませんでした。仕事も忙しくて昼休みも満足に取れないほど。もっと高いモチベーションを持てるような職場に移りたいと思いました。給与はそれほど高くないのに、職場のイベントの費用を自己負担しなくてはならないのも不満でした。
何といっても給料が増えたことに大満足!手取りで3倍近くになり、生活にも心にもゆとりが生まれました。店舗によって休日は違いますが、今は土日にしっかり休めます。残業も少なく、平日仕事帰りに運動に打ち込めるように。職場ではみんな平等なので、働きやすいですね。在宅業務やOTC医薬品販売管理などキャリアの可能性も広がり、社内研修制度で認定薬剤師の資格を目指せるのも良いですね。
以上のように、たくさんの薬剤師が転職に成功していますね。大幅に年収を増やす以外でも、転職によって仕事と両立を果たせた人も多いです。では、具体的にはどのような人たちが、転職に成功したのでしょうか?
育児や家事を両立できた薬剤師の体験談は?
転職する事で、育児や家事を両立できる職場に行く薬剤師も多いです。育児や家事を両立するには、転職した方が早いですね。なぜならば、私たちが労働環境を変えようと努力しても、育児に理解がない職場の意識を変える事はできないからです。
30歳女性)子供と一緒に過ごす時間を確保したい
結婚と出産を機に病院薬剤師の仕事を退職しました。仕事にはとてもやりがいをもって働けていましたし、いつかはまた復職したいと願っておりました。子供も無事に産まれ、育児も大分落ち着いてきましたが、喘息で体調を崩すことが多い息子を毎日一人にしておくことはできず、復職も諦めていました。そんな時にママ友に、「パートでもいいじゃない、働いてみれば?」と勧められ、相談だけでも・・と思いマイナビ薬剤師に登録しました。
転職というと、フルタイムでガツガツ働いているキャリアウーマンがするものだと思っていたので、マイナビ薬剤師のヒアリングに行く時もとても緊張しました。育児を理由に都合よく働けるのだろうかと不安になりながら面談に向かいました。
コンサルタントが男性だった瞬間に、自分の希望は通らないだろうと確信しました。女性ならではの悩みを男性が理解できるはずないと勝手に解釈していました。まだ女性であったらよかったのにと思いながら、ヒアリングを受けていると、育児に対しても非常にご理解のある方だと分かり、病気がちな息子にも終始お気遣いいただきました。
フルタイムはもちろん無理なので、自宅近くの薬局をいくつかピックアップしていただき、職場見学の際も一人では不安だろうからと同行してくださりました。喘息には綺麗な空気が1番いいらしいですねと、喘息についてもわざわざ調べていただいたようで、プロフェッショナルさを感じてからは、安心しながらコンサルタントと共に転職活動に取り組むことができました。
今まで生きてきた中で〔復職〕は初めてだったので、何もかも手探り状態から始めましたが、周囲からのサポートが必要不可欠だと、今回の転職活動を通して改めて思いました。マイナビ薬剤師コンサルタントのNさんには感謝しております。
30代女性)託児助所付きの職場を紹介してくれた
シングルマザーとして働かなければならず、託児所付きの求人を中心に探そうと転職エージェントを活用しました。複数の薬剤師専門の転職エージェントに登録して、どこも優しいキャリアコンサルタントで非常に親身になってもらいましたが、マイナビ薬剤師が一番求人を紹介してくれました。多く紹介されたのは病院の薬局勤務で病院には託児所付きが多いからです。
横浜に住んでいますが、保育園はどこも満杯で、民間会社が運営する託児所まで満員状態になっていて、子供を預けられないとなると復職も諦めなければならない状態でした。自宅から少し距離はあったものの、託児所つき病院内の薬局に採用がきまり、私の両親もとても喜んでいました。マイナビ薬剤師のコンサルさんには迅速に対応してもらったのでありがたかったです。
30代女性)育児に理解がある職場をすぐに紹介してくれた
育児に理解のある職場の見極めは転職サイトを利用すべし。
産休をとって保育園が見つからず産休を半年伸ばしてもらいやっと保育園が見つかり職場に復帰したんですが、まだまだ小さい子供は保育園ですぐに何かの病気をもらったり熱があるので迎えにきて下さいと電話が度々きたりして早退、欠勤と増え周りの人達に迷惑をかけてしまう状態でした。
初めの頃は、小さいからしょうがないよ、で同僚も許してくれていたんですが、子供の体調が悪くなって休む事が増えて私自身も職場に行くのが行きづらくなってしまってきました。休むと電話を入れるとあからさまに嫌そうな対応されてしまい迷惑をかけているのは私なので何も言えず。
出勤すると影でコソコソ言われ、話をしてもみんなよそよそしい態度でだんだん出勤するのが私自身怖くなってしまい子供にも当たるようになるし最悪なママになってしまっていました。このままではいけないと急遽転職を決めました。決して財政的余裕があるわけではなかったので就業しながらの転職活動だったので、転職プロセスをショートカットするために転職サイトを利用しました。
希望した条件は自宅から近く、かつ育児支援制度が整っており、育児に対して理解のある職場。特に「育児に対して理解のある職場」という条件が私にとっての一番見極めが難しいポイントでしたが、こういう条件は前例が相当数あるらしくスムーズにこれらの条件を加味した求人を提示してくれました。さすがと思いましたね。
現在では、周りの助けもあり、なんとか良いママと仕事のバランスを保てています。自力で現状の悪い職場環境をかえることができないのであれば転職が最も賢明な手段だと思います。
以上のようにたくさんの薬剤師が転職に成功している事が分かります。他にも、転職サイトやエージェントは、薬剤師の要望に合わせて就職先を紹介していますね。では、具体的にはどのような要望に答えて、転職を成功させているのでしょうか?
希望する条件で転職できた薬剤師は?
転職サイトは、薬剤師の要望に合わせて就職先を紹介しています。調剤未経験で薬局やドラッグストア に就職したい人、土日休みで定時に帰宅したい人などです。売り手市場が続く現在では、薬剤師の要望通りに転職するのは難しくないですね。
30代女性)ブランク後に未経験でドラッグストアに就職
13年のキャリアを活かし、未経験の調剤薬局へ転職。未経験だからって恐れる必要はありません!私は薬剤師として13年以上のキャリアがあります。結婚してからも仕事は続けました。ですが、出産の際にブランクができてしまい、育児が落ち着くまでは復職は難しいと考えていました。
ある程度子供も大きくなったので、復職しようと思い始めた頃、日経WOMANで転職特集が組まれていて、育児と仕事を両立できているキャリアウーマンの姿に憧れをもつようになりました。昔であれば、女性は一度仕事から離れると戻ってはこれない状況でしたが、現在は女性の社会進出が歓迎される流れになり好環境が整えられるようになってきています。
このまま専業主婦で終わるのはもったいないと思い立ち、エムスリーキャリアに登録しました。長年薬剤師で勤めていましたが、ドラッグストアでの勤務は全くの未経験。転職サイトの担当者さんにも、不安な思いをぶつけました。そうしましたら、なんと職場見学をさせていただけることになりドラッグストアの店長さんにもお話を伺えました。
「13年のキャリアは必ずここで活かせますよ」と背中をおしていただき、もやもやしていた気持ちも晴れ、選考を受けることにしました。最初はレジ打ちに慣れなくて戸惑ってばかりでしたが、先輩方や店長さんから指導していただいたおかげで、以前よりは一人前になっている・・・はず^^
同じ薬剤師の仕事でも、働く場所を変えることで色々なことを覚えなければならなくなりますが、それだけ新鮮な気持ちで仕事に取り組むことができます。未経験だからって選りすぐりをしているともったいないですよ!
30代女性)土日休み17時まで希望通りに転職できた
大手サイトと比べ手厚く、マイナスな情報も包み隠さず教えてくれた。他にも転職系の支援サイトをいくつか登録はしていましたが、こちらは正直言って名前を聞いたことがなく、初めは少々不安でした。しかし、登録してみると大手サイトと比べて支援が手厚い印象で、最初の段階から担当が付き、希望する条件などをかなり詳しくヒアリングしてもらえます。
子供が生まれたことで、それまで働いていた職場では勤務時間や給与面で都合が悪かったための転職となりますが、出来れば勤務時間は17時までの土日休みで、給与は現在の収入と変わらないという難しい条件での転職でした。勤務先は病院や調剤薬局、ドラッグストアなど特にこだわりがなかったのですが、「希望する条件で病院を探します」と仰って頂き嬉しかったです。
こちらからも求人情報を見つけると相談していたのですが、「そこはその条件では難しいようです」と過去の実績などから教えて貰えて、他ではそのようなマイナス面の情報は貰えなかったため、助かりました。実際にスタッフが勤務先などに出向いて調査をしていると聞いて、信頼関係があってこそだろうな、という点で信用出来る転職サイトだと実感出来ました。
面接までの日程調整をしてもらえたり、それまでの間は模擬面接や書類の添削などを通して、自分の強みや生かすべきポイントを丁寧にフィードバックして貰えました。3社面接を受けましたが、全てで内定を貰えることが出来たのも、事前の調査結果と、しっかりとした対策のおかげだと思っています。最終的に、こちらの条件通りで病院への転職が決まりました。
書類選考と面接1回での内定となりましたが、私の希望する勤務時間や給与の条件では難しいと思っていたので、正直に採用が決まったときは嬉しかったです。担当して頂いた方にはとても助けられたのですが、他と比べると少々強引な印象は受けました。しかし、つい本音で私も色々と言ってしまうので、私の思うように対応してくれたのは、ここの担当だけだったように思います。ただ、担当が言うように、それくらい強気でいないと転職は出来ないのかなーとも思ったので、悪い気はしませんでしたが、相性は大事だろうと感じます。
20代男性)コンサルタントが志望動機も一緒に考えてくれた
調剤薬局で働いてたんですけど、女性が多いし、男の自分にとっては超絶働きにくい環境でした。お局さんとか派閥とか?人間関係がぎすぎすしていて、見ているこっちが面倒になってきました。
休みの日にテレビみてたら、マイナビ転職のCM流れて、あっちゃん発見♪一人だけだと難しいし~なんて言ってるあっちゃんの姿に萌えながら、思い切って俺も転職しようと思って、マイナビ薬剤師の方に登録しました。動機が不純だろうと転職支援サービスが良ければ問題ないです。
コンサルタントの人もすごく綺麗な人で、志望動機も一緒に考えたりしてくれました!!今の職場も調剤薬局ですけど、男も何人かいるし、前の職場よりは働きやすくなりました。時給はそんなに変わりません、良くも悪くも。でも、職場環境が改善されるとやる気スイッチ入りますよね!!薬剤師の業界って皆転職迷っていたりするんですけど、トモダチにもすすめてみようと思います~マイナビ薬剤師はアフターフォローも充実してる方なんじゃないかなぁ~。
以上のようにたくさんの薬剤師が転職に成功している事が分かりますね。では、私たち薬剤師が高収入の転職に成功するには、具体的にはどうすれば良いのでしょうか?
薬剤師が高収入の転職に成功する方法は?
薬剤師の転職に成功する方法を紹介します。
方法1:年収が高い大手ドラッグストアで働く
ドラッグストア | 年収 | 初年度年収 | 福利厚生 |
---|---|---|---|
イオン薬局 | 〜800万円 | 年430万円~550万円、賞与120万円 | ◎ |
ウエルシア | 〜700万円 | 年517万円 | ○ |
マツモトキヨシ | 〜700万円 | 年4,585,910~5,055,000円 | ◎ |
ツルハドラッグ | 〜600万円 | 月286,640~321,640円(薬剤師手当込)賞与年2回 | ○ |
クオール薬局 | 〜600万円 | 月321,000円~381,000円 | ◎ |
スギ薬局 | 〜600万円 | 新卒月29万3000~月31万8000円 | ○ |
年収を増やす1番簡単な方法は、大手ドラッグスアに就職する事です。
大手ドラッグストアは、薬剤師手当月8〜12万円支給される上に、時間外や夜勤割増賃金が支払われます。そのため、経験が浅い薬剤師でも年収500万円を稼げます。業界大手のウエルシアに就職すると、初年度でも年収は517万円もありますね。
大手ドラッグストアは、賞与額を公開してるため安心して入社できます。
ドラッグストアは、店舗数が急拡大してるため常に薬剤師が足りてません。そのため、求人募集に応募すれば誰でも面接に合格できます。
ただし、ドラッグストアのデメリットは、拘束時間が長く仕事が忙しい事です。また、初年度から給料が高い分昇給額も限られます。ドラッグストアで順調に昇給するには、管理薬剤師、店舗責任者、エリアマネージャーへと昇進する必要があります。
参考:ドラッグストアの年収は600万円|デメリットや向いている人は?
方法2:薬剤師の数が少ない地域で働く
- 薬剤師が少ない地方ほど、薬剤師の給料は高い
- 高齢化社会で老人が増え、地方ほど薬剤師の需要は高い
- 東京は平均年収620万に対して、薬剤師は570万だけ
- 奈良県の平均年収は777万円、静岡県は684万円もある
- 同じ県内でも都市を離れるだけで、100〜200万円も変わる
薬剤師が少ない地域で働く方が、月給や賞与額は高いですね。薬局によっては、別途地域手当を支給してくれる職場もあります。
薬剤師が少ない地域ほど、薬剤師の待遇は厚いです。なぜならば、薬剤師が辞めたら運営できないため、給与や福利厚生を手厚くするしかないからです。薬剤師の数が多い都市では、代わりの人材がすぐに見つかりますね。そうなると、薬剤師の労働条件も悪くなります。
薬剤師が少ない地域では、年収800万円以上で募集する求人もあります。また、同じ県内でも都市部を少し離れるだけでも違います。例えば、福岡市内の調剤薬局では年収500万円、市内から少し外れた地域に行くと年収800万円で募集してます。
住む場所を変えるだけで、簡単に労働条件や年収を増やせるのは薬剤師の特権です。薬剤師が余っている都市部よりも、高齢化が進む地域社会に貢献した方が私たちの給与も増えます。
参考:地方に行くと年収は800万円?|地方ほど高給になる理由は?
方法3:転職サイトやエージェントを利用する
- 薬事師専門の転職プロから、客観的なアドバイスを得られる
- 第三者に相談する事で、将来のキャリアを明確にできる
- 相談を聞いて貰った上で、具体的な求人を掲示してくれる
- 勤務地や条件に合わせて、求人をスクリーニングしてくれる
- 最適な職場を選ぶ事で、年収100〜200万円増やせる
薬剤師専門の大手転職サイトを利用する事で、質が高い優良案件を紹介してくれます。
転職エージェントの最大のメリットは、希望条件や適性をヒアリングした上で、求人をスクリーニングしてくれる事です。「年収500万円以上の求人」「年間賞与が100万円以上の職場」「残業がない調剤薬局」など、条件に応じて紹介してくれます。
面談日や給与交渉もしてくれるため、自分で求人を探すよりも楽に転職できます。
まとめ:転職に失敗した薬剤師と成功した人は?
- 30代女性:残業代がつく上に年収が100万円も増えた
- 30代女性:年収320万円から650万円に増えた
- 20代男性:年収320万円から600万円で手取りが3倍
- 30歳女性:子供と一緒に過ごす時間を確保できた
- 30代女性:託児所付きの職場を紹介してくれた
- 30代女性:育児に理解がある職場をすぐに紹介してくれた
転職に失敗する薬剤師は、実は意外と少なくないですね。失敗する人たちのケースを見ていると、よく調べずに安易に就職先を決める薬剤師が多いように感じます。失敗例を上げると、薬剤師の数が足りず入社後に仕事量が増えた、中小薬局はルールが曖昧で危機管理能力が低い、給料は高いけれど人間関係が悪いなどです。
一般職と比較して、薬剤師は需要が高く簡単に内定を貰えるケースが多いです。
そのため、就職先をよく検討せずに、その場の流れで決めてしまう人が多いです。こうした失敗は、職場見学に行くことによって冷静に良い職場かどうか判断できます。失敗を避けるためにも、必ず職場見学に行くようにしましょう。
最低でも5〜10年働く事を考えると、事前にしっかり検討した方が良いですよね。国家資格保有者で需要が高い薬剤師は、転職に成功するのは難しくありません。
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