【薬局に強い派遣会社３選】平均時給は２６００〜３０００円

調剤薬局に派遣として働きたい薬剤師が増えていますね。派遣で働きたい理由は、単純に給料が高い上に家事や育児を両立したい女性に向いてるからです。給料が高いと言われる派遣ですが、実際にはどれくらい貰えるのでしょうか？また、薬局に強い派遣会社はどれを選べば良いのでしょうか？

派遣薬剤師の時給は、パート相場よりも５００円前後高いです。

調剤薬局に派遣薬剤師として働いた場合、時間給は２６００〜３０００円程度で働きます。薬剤師が多い都市部で働くと２５００円前後の求人が多く、少ない地域にいくと３千円前後になります。地域によって平均時給は大きく異なるため、派遣会社の担当者に確認した方が正確に知れますね。

調剤薬局に派遣する場合は、全国に拠点を展開する派遣会社に登録した方が良いです。

なぜならば、派遣先が決まり出向しても、雇用関係があるのは派遣会社だからです。派遣した先の地域に拠点がなければ、派遣会社のサポートを受けるのが難しいですよね。派遣の契約時期の延長や給与交渉、それから次の派遣先を探す時に苦労します。

また、地方求人の方が給与が高く、地域に密着した薬局の方が働きやすいですね。

ここでは、調剤薬局に強みがある薬剤師専門の派遣会社３社を紹介します。また、調剤薬局の平均時給や時給３千円以上の割合m紹介します。派遣会社で全国に拠点がある会社は限られます。ファルマスタッフは全国求人を扱う上に、求人の質も高いためお勧めです。

【おすすめ３社】調剤薬局に強い派遣会社は？

調剤薬局に強みがある、薬剤師専門の派遣会社を紹介します。

１位：全国に１２拠点あり高時給が多い「ファルマスタッフ」

「ファルマスタッフ」の最大の特徴は、全国に１２拠点もあり地域に密着した薬剤師専門の派遣会社です。正社員並みに社会保障や福利厚生が受けられ、社内研修や福利厚生も充実しています。また、高単価の派遣パートの割合多く、調剤薬局向けの派遣パート求人も最も多いですね。

しかしながら、ファルマスタッフにもデメリットがありますね。

ひとつは、地域毎に担当者の質のバラツキが大きい事です。親切な対応で良かったと答える人がいる一方で、不誠実でガッカリしたと回答する利用者も多いです。また、電話やメールのレスポンスは遅く、大手転職サイトと比較して強引さには欠けます。

参考：ファルマタッフの評価｜レスポンスは遅いが高単価の派遣が多い

２位：育児を両立したいママ薬剤師向け「薬キャリ」

「薬キャリ」の最大の特徴は、ママ薬剤師向けに強みがある事です。育休制度を就労３ヶ月で取得できたり、政府が支給する「出産育児一時金」以外にも、独自で９万円を給付してくれます。また、調剤薬局向けの求人は、ファルマスタッフに次いで多いですね。

しかしながら、薬キャリにもデメリットがありますね。

薬キャリは全国求人を扱うが、事業所は東京と大阪にしかありません。都市部以外の地方の調剤薬局に就職する場合は、地域密着型の派遣会社を選択した方が良いですね。なぜならば、東京にしか拠点がないと、地方求人の詳しい情報を得られないからです。

特に、調剤薬局を選ぶ上では致命的です。

参考：薬キャリの評価と口コミ｜ママ薬剤師に強く最短１ヶ月で転職

３位：最低時給２８００円を保証してくれる「ファルメイト」

ファルメイトの最大の特徴は、最低時給２８００円＋交通費全額保証している事です。派遣・パートの全国平均が２,１９６円しかない中で、最低時給の保証は有難いですよね。また、働き方は派遣でも、固定年収で正社員と同等の福利厚生を受けられる「エキスパート制度」もあります。

しかしながら、ファルメイトにもデメリットがありますね。

ファルメイトの拠点は関東と関西にしかなく、薬キャリと同様に地方向けの薬局求人は弱いですね。また、全体的に求人数も少なく、調剤薬局の数も５千件だけです。求人は本社がある大阪に集中し、最低時給を保証するエリアも関東と関西に限られます。

参考：ファルメイトの評価と口コミ｜時給2800円保証だが関西に集中

では、私たち薬剤師が調剤薬局に派遣したら、給料や時給はいくらになるでしょうか？

調剤薬局の派遣の「平均時給」とメリットは？

調剤薬局で働く薬剤師の平均時給とメリットを紹介します。

その１：薬局の派遣時給は「２６００〜３０００円」？

参考：薬剤師の時給相場は？

パート薬剤師の平均時給は、２,１９６円が相場です。

薬剤師派遣は、パートよりも５００円前後時給が高いです。調剤薬局に派遣薬剤師として働いた場合、平均時給は２６００〜３０００円で落ち着きます。月給に換算すると、４１.６〜４８.０万円になりますね。また、完全免許制で供給が限られる薬剤師は、人材が少ない地域に行くほど給料は高くなります。

薬剤師の平均年収が最も高い奈良県では、時給は３５１７円です（参考：地方に行くと年収は８００万円？｜地方ほど高給になる理由は？）。

派遣薬剤師の給料が高い理由は、正社員やパートで埋められない穴を派遣社員で埋めるからです。薬局の経営者や責任者は、派遣会社に高いマージンを払ってでも、現場に薬剤師を入れる必要があります。派遣薬剤師の給料は高いため、即戦力で働ける人材が求められますね。

では、時給３千円以上の求人はどれくらいあるのでしょうか？

その２：時給３千円以上は全体の「２０％」もある？

公式サイト：薬剤師の求人・転職なら「ファルマスタッフ」

派遣専門の「ファルマスタッフ」では、時給２,５００円以上は全体の４２％を占めます。

その他に、時給３,０００円以上が２０％、時給３,５００円以上が６％を占めますね。非正規の平均時給は２,１９６円なので、８割以上の案件で平均時給以上を稼げると分かりますね。

愛知県のある調剤薬局では、４５００円で派遣薬剤師を募集しています。産休代替による人員確保のため期間は１年以内です。１日８時間で週５勤務すると月給７２万円、年収にすると８６４万円ですね。薬剤師が少ない地域で、急募で人材を募集してる案件は時給が高いですね。

では、私たち薬剤師が、調剤薬局に派遣するメリットは何があるのでしょうか？

その３：調剤薬局に派遣する「メリット」は？

調剤薬局のメリットは、病院やドラッグストアと比較して派遣しやすい事です。

病院薬剤師は、深夜残業や当直もありハードな職場多いですね。ドラッグストアは２４H営業も多く、薬剤師も品出しやレジ打ちがあります。調剤薬局は女性薬剤師やパートも多く、派遣薬剤師でも働きやすいです。女性が６割を占める薬剤師業界では、調剤薬局の大半が派遣やパートの女性薬剤師です。

その上、派遣薬剤師の給料は正社員やパートよりも高いですね。

派遣で時給３千円で働いたら月給は４８万円です。また、派遣薬剤師でも社会保険に加入でき、派遣会社の産休や育休制度も活用できます。独身の若い薬剤師でも派遣が増えてるのは、給料が高い上に法整備が充実してきたからです（参考：派遣は産休育休が取りやすい？｜育休制度一覧と給付条件は？）。

では、私たち薬剤師はどのような基準で、派遣会社を選択すれば良いのでしょうか？

【３社の比較結果】調剤薬局に強い転職サイトは？

調剤薬局の派遣パート求人で、１番のお勧めはファルマスタッフです。

ファルマスタッフは、調剤薬局の派遣求人が最も多く、全国に１２拠点と地方求人にも強いです。特に調剤薬局で働く上では、給料が高い地方求人は重要ですよね。また、社会保険や社会保障が完備してる上に、スキルアップなどの社内研修が充実しています。

そのため、出産や育児でブランクがある薬剤師、調剤や派遣経験がない薬剤師にも向いていますね。

薬キャリは、ママ薬剤師向けに福利厚生が充実してるのが魅力です。しかし、事業所は東京と大阪にしかない点で注意が必要ですね。ファルメイトは時給２,８００円を保証してくれる点が魅力です。しかしながら、全体的に求人が少なく、時給保証するエリアは関東と関西に限定されます。

私たち薬剤師が、派遣会社を利用するメリットは次の通りです。

まとめ：調剤薬局に強い派遣会社３選は？

調剤薬局に派遣薬剤師として働いた場合、時間給は２６００〜３０００円程度で働きますね。薬剤師が多い都市部で働くと２５００円前後の求人が多く、少ない地域にいくと３千円前後になります。地域によって平均時給は大きく異なるため、派遣会社の担当者に確認した方が正確に知れますね。

調剤薬局に派遣する場合は、全国に拠点を展開する派遣会社に登録した方が良いです。

なぜならば、派遣先が決まり出向しても、雇用関係があるのは派遣会社だからです。派遣した先の地域に拠点がなければ、派遣会社のサポートを受けるのが難しいですよね。派遣の契約時期の延長や給与交渉、それから次の派遣先を探す時に苦労します。

また、地方求人の方が給与が高く、地域に密着した薬局の方が働きやすいですね。ファルマスタッフは全国求人を扱う上に、求人の質も高いためお勧めです。