【地方に強い転職サイト3社】基本は年収600万円稼げる?

東京や大阪ではなく、地方に就職したい薬剤師が増えています。実は地方の調剤薬局は、年収600万円以上の求人が多いですね。では、高年収の地方に就職するには、どのような基準で転職サイトを選べば良いのでしょうか

  • 「地方の高額案件に応募するには、どの転職サイトを使えば良いの..」
  • 年収600万円稼げると聞いたけど、本当にそうなのか…」
  • 「地方は給料が高い代わりに、ブラックで激務なんじゃないの…」

地方に強い転職サイトで、1番のお勧めはリクナビ薬剤師です。

なぜならば、リクナビ薬剤師は求人の質が高く、600万円以上の求人が最も多いからですまた、大手優良企業から地方の中小薬局まで幅広い求人を扱い、全国に6万件以上あります。東京や大阪よりも給料が高い理由は、地方ほど深刻な人材不足だからですね

ただし、ある程度経験がないと、年収600万円以上を稼ぐのは難しいです

基本的には、地方案件は年収600万円前後の案件が多いです。しかし、年収700万円以上稼ぐには、最低でも3年の経験が必要ですねまた、年収800万円以上稼ぐならば、管理薬剤師や1人体制が出来る事が条件です。

また、給料が高い代わりに、薬剤師1人当たりの負担も大きい点も注意が必要です。

ここでは、地方に強いお勧めの専門サイトを3社紹介します。また、薬剤師が地方に就職するメリットやデメリットも紹介しますね。地方の調剤薬局は給料が高い上に、住宅手当の全額補助や通勤用に車を貸してくれる店舗もあります

地方に強い専門サイトを知りたい人向け
  1. 地方に強いお勧めの薬剤師専門サイト3社は?
  2. 地方に行くと、本当に年収600万円以上で働ける?
  3. 薬剤師が地方に就職するメリットとデメリットは?

【おすすめ3社】地方に強い転職サイトは?

新卒・未経験に強いお勧めの薬剤師専門サイトを3社紹介します。

1位:年収600万円以上の求人が多い「リクナビ薬剤師」

求人数
  1. 公開求人数:56,002件
  2. 正社員求人数:50,000件〜
  3. 派遣求人数:なし
  4. パート求人数:40,000件〜
  5. 未経験OK:42,710件
デメリット
  1. 営業力は強みだが、コンサルタントの押しが強い
  2. 求人数は多いが、希望に合わない案件を紹介される
  3. 正社員の転職に強いが、派遣の求人がない
特徴
  1. 業界最大手リクナビが運営する薬剤師専門サイト
  2. 大手優良から中小薬局まで、幅広く案件を扱う
  3. 求人の幅が広く、年収100〜200万円アップを狙える
  4. 20〜40代まで幅広い層の転職実績がある
  5. 薬局からオファーが来るスカウド制度が充実してる
  6. 全国地方都市に求人があり地域密着型の転職サイト
向いてる薬剤師
  1. パートや派遣ではなく、正社員として働きたい人
  2. 業界最大手の安心感で、信頼して転職したい人
  3. 1回の転職で、大幅に年収を増やしたい20〜40代
  4. 関東以外の地方都市の薬局やドラッグストアで働きたい人
事業所
  1. 東京本社:東京都港区新橋2-6-2
  2. 東京:東京都港区新橋1-16-4
  3. 名古屋:名古屋市中区栄2-1-1
  4. 大阪:大阪市北区角田町8-1
  5. 福岡:福岡市中央区舞鶴1-1-3

「リクナビ薬剤師」の最大の特徴は、全国に6万件の求人を抱え業界最大手です。大手優良企業から中小薬局まで、幅広い求人を扱いますね。また、リクナビ薬剤師は、年収600万円以上の高額案件が3万件以上もあります

しかしながら、リクナビ薬剤師にはデメリットもありますね。

リクナビ薬剤師は、担当者の押しが強く煩わしいと感じる人もいます。そのため、自分のペースでゆっくりと転職したい薬剤師に向かないですね。ただし、求人の質が高く営業力が高いリクナビは、給料が高い地方案件で大幅な年収アップを狙えます

参考:リクナビ薬剤師の評価と口コミ|コンサルタントの押しが強い?

2位:20代に強く地方に15拠点ある「マイナビ薬剤師」

求人数
  1. 公開求人数:60,953件
  2. 正社員求人数:49,048件
  3. 派遣求人数:なし
  4. パート求人数:33,246件
  5. 未経験OK:19,080件
デメリット
  1. ヒアリング重視のため、提案力が物足りない
  2. 丁寧な対応だが、希望と違う案件を紹介される
  3. 調剤薬局は多く扱うが、病院や企業の求人は弱い
  4. 正社員の転職に強いが、派遣の求人がない
特徴
  1. 業界最大手マイナビが運営する薬剤師専門サイト
  2. 大手優良から中小薬局と、案件が豊富で信頼できる
  3. ヒアリング重視で、希望に沿った求人紹介が強み
  4. 親切で丁寧な対応で、新卒や20代の薬剤師に強い
  5. 全国都市に15拠点あり、地域密着型の転職サイト
向いてる薬剤師
  1. パートや派遣ではなく、正社員として働きたい人
  2. 業界最大手の安心感で、信頼して転職したい人
  3. 書類や面接の指導が必要な転職経験がない20代
  4. ライフスタイルに応じて、就職先を決めたい女性薬剤師
  5. 関東以外の地方都市の薬局やドラッグストアで働きたい人
事業所
  1. 東京:東京都新宿区新宿四丁目1番6号
  2. 埼玉:さいたま市大宮区桜木町一丁目7番5号
  3. 千葉:千葉市中央区新町1000番地
  4. 横浜:横浜市西区 高島二丁目19番12号
  5. 札幌:札幌市中央区北二条西三丁目1番地20号
  6. 仙台:仙台市青葉区中央一丁目6番35号
  7. 名古屋:名古屋市中村区名駅四丁目7番1号
  8. 石川:金沢市広岡三丁目1番1号
  9. 大阪:大阪市北区大深町4番20号
  10. 京都:京都府京都市下京区四条通り烏丸東入長刀鉾町10
  11. 神戸:神戸市中央区 御幸通七丁目1番15号
  12. 岡山:岡山市北区中山下1丁目8番45号
  13. 広島:広島市中区八丁堀3番33号
  14. 福岡:福岡市博多区博多駅 中央街8番1号
  15. 鹿児島:鹿児島県鹿児島市中央町18-1

「マイナビ薬剤師」の最大の特徴は、親切な対応で転職経験がない20代に向いてます。また、全国に15拠点あり地方求人に強いのも特徴です。マイナビや親切な担当者が多く、志望動機や面接対策を一緒に考えてくれるのが魅力です。

しかしながら、マイナビ薬剤師にはデメリットもありますね。

マイナビ薬剤師も業界最大手のリクナビ同様に、地方向けの求人を広く扱います。しかしながら、リクナビ薬剤師ほどは求人の質は高くありません。年収アップで地方へ就職するならば、マイナビよりもリクナビ薬剤師の方がお勧めです。

参考:マイナビ薬剤師の評価と口コミ|希望条件に沿わない求人を紹介

3位:交通費3万&お祝い金10万円の「お仕事ラボ」

求人数
  1. 公開求人数:26,481件
  2. 正社員求人数:14,672件
  3. 派遣求人数:825件
  4. パート求人数:10,976件
デメリット
  1. 全体的に求人が少なく、特に派遣は少ない
  2. 勢いはあるが、設立2015年と実績が乏しい
  3. 全国に求人を扱うが、拠点は東京にしかない
特徴
  1. 面接に行くだけで、交通費一律3万円を支給する
  2. 登録やお祝い金など、最大21万円を支給する
  3. 調剤薬局系大手グループが、100%出資している
  4. 代表者が元薬剤師で、独自サービスを多数提供する
  5. 派遣社員向けに、給与の前払い制度がある
  6. 出張や電話面談で、地方在住者にも対応している
向いている薬剤師
  1. 交通費やお祝い金、最大21万円を欲しい薬剤師
  2. 運営会社の大手調剤薬局、アイセイに就職したい人
  3. 地方ではなく、関東で正社員で働きたい人
事業所
  1. 東京:東京都千代田区丸の内2-2-2
公式サイト 【薬剤師の派遣・転職 お仕事ラボ】

「お仕事ラボ」の最大の特徴は、面接に行くだけで一律3万円の交通費を支給してくれる事です。さらには、会員登録で1万円、正社員のお祝い金で10万円支給します。そのため、交通費が掛かる地方案件でも、金銭的に安心して転職活動できますね。

しかしながら、お仕事ラボにもデメリットがあります。

ひとつは、営業拠点が東京にしかなく、地方の転職には向いていない事です東京にしか拠点がないのに、地方の案件を広く扱うのが現実的に無理ですよね。交通費が支給されるのはメリットだが、求人の質も全体的に低いため注意が必要ですね。

参考:お仕事ラボの評価と口コミ|実績に乏しいが交通費3万円を支給

では、私たちが地方に就職するメリットは、具体的に何があるでしょうか?

地方薬局の年収は高く、基本は年収600万円以上?

薬剤師が地方で働くと、どのようなメリットやデメリットがあるのでしょうか?

その1:地方は「年収600万円」以上の求人が多い?

参考:薬剤師が地方の薬局で働くのって、どうなの?

東京都都内で調剤薬局で働いた場合、年収は550万円程度で頭打ちです。

しかしながら、薬剤師が足りてない地域に行くと、年収600万円は割と当たり前です。地方は都会よりも高年収の割合が高いです。例えば、高知県で高年収の割合が39.8%なのに対し、東京都や大阪府では13.6%しかないですね

都道府県別の平均年収を比較すると、1位は奈良県で777.3万円です静岡県が684万円、青森県が670万円と続きます。全国平均よりも、230万円も割高ですね(参考:地方に行くと年収は800万円?|地方ほど高給になる理由は?

地方に行くほど年収が高い理由は、人口10万人当たりの薬剤師数が少ないからですね。

その2:薬剤師が地方に就職する「メリット」は?

地方に就職するメリットは...
  1. 人材不足の地方は、年収800万円以上で募集してる
  2. 若手薬剤師でも、年収600万円以上の求人が多い
  3. 地方は給料が高い上に、物価差でさらに割高に感じる
  4. 地方移住者向けに、無料で住宅や通勤用の車を貸し出す
  5. 満員電車から逃れ、朝はゆっくりと通勤できる
  6. 地方は物価や学費が安く、子育てしやすい環境がある
  7. 節約すれば、月30〜40万円を貯蓄に回せる

薬剤師が地方に就職する最大の利点は、確実に年収が増える事です。

人材不足の地方に行けば、年収800万円以上で募集してる求人もあります。案件によっては、住宅手当で家賃を全額補助、住宅や通勤用の車を無料で貸し出す薬局もあります。また、地方案件は都会との物価差も享受できます。

例えば、青森県の平均年収は371万円だけです。しかしながら、薬剤師として青森県に就職すると、平均年収は670万円ですね。東京都の物価で換算すると、年収1200万円と同等の水準です

地方に就職して、月に30万円を貯金するのも現実的に難しくないですね。他にも満員電車から逃れられる、子育てしやすいなど多くのメリットがあります。

では、薬剤師が地方に就職するデメリットは何があるのでしょうか?

その3:地方薬局のデメリットは「仕事が忙しい」?

地方薬局のデメリットは...
  1. 給料が高い地域ほど人材不足で、1人当の負担が大きい
  2. 職場の平均年齢が高く、人間関係が窮屈に感じる
  3. 都市と比較すると週末の娯楽が少なく、孤独を感じる
  4. 年収700万円以上ならば、最低でも3年の経験は必要
  5. 年収800万円以上ならば、管理薬剤師や1人体制できる

地方薬局で働く最大のデメリットは、1人当たりの負担が大きい事ですね。

なぜならば、年収が高い地域ほど、人口10万人当の薬剤師の数が少ないからですそのため、給料が高い地域を目指すと、必然的に薬剤師が足りてない薬局に辿り着きますね。しかしながら、私たちが想像する以上には、激務な職場は限られます。

なぜならば、薬剤師配置基準で処方箋40枚当たり1人という制限があるからです。そのため、この制限を超えて極端に激務になる職場は多くはありません。地方は薬剤師の数が少ないけれども、それ以上に患者の数も少ないですね。

しかしながら、高求人を狙うならば、ある程度は経験年数が必要です。

年収700万円以上を目指すなら、最低でも3年の調剤経験が必要になります年収800万円以上ならば、管理薬剤師や1人体制できる事が条件です。地方では少ない人数で薬局を回せる薬剤師の需要が高いからです。

では、私たち薬剤師はどのような基準で、転職サイトを選べば良いのでしょうか?

【3社の比較結果】地方に強い転職サイト3社は?

転職サイト 600万円 求人質 地方 特徴
リクナビ薬剤師 34,329件 リクナビ薬剤師は、業界最大手で全国に6万件求人があります。年収600万円以上の高単価も多く、地方向けの求人に強いです。
マイナビ薬剤師 11,549件 20代の転職に強く、業界2番手の転職サイトです。全国に15拠点あるのは強みだが、求人質はリクナビほどは高くはない。
お仕事ラボ 6,217件 お仕事ラボは、交通費3万円を支給するため、地方にも面接に行ける。しかし、拠点は東京都だけで、地方向けの求人が少ない点に注意が必要。

地方に強い転職サイトで、1番のお勧めはリクナビ薬剤師です。

なぜならば、リクナビ薬剤師は求人の質が高く、600万円以上の求人が最も多いからですまた、全国に6万件以上あり、大手優良企業から地方の中小薬局まで幅広い求人を扱います。

マイナビ薬剤師は、20代に強く地方15も拠点があります。ただし、求人の質はリクナビほど高くないです。お仕事ラボは、面談が決まると交通費3万円を支給してくれますただし、拠点が東京にしかなく、地方の求人数が少ない点に注意が必要ですね。

私たち薬剤師が、転職サイトを利用するメリットは次の通りです。

  • 一般に公開していない、優良の非公開求人を紹介してくれる
  • 月労働時間や残業代など、直接聞きづらい事を確認してくれる
  • 薬剤師免許の強みを活かして、積極的に年収交渉してくれる
  • 求人を自分で探さなくても、条件に合う求人を探してくれる
  • 面接日程やスケジュール調整など、面倒な作業を代行してくれる

まとめ:地方に強いお勧めの転職サイト3社は?

地方に就職するメリットは...
  1. 人材不足の地方は、年収800万円以上で募集してる
  2. 若手薬剤師でも、年収600万円以上の求人が多い
  3. 地方は給料が高い上に、物価差でさらに割高に感じる
  4. 地方移住者向けに、無料で住宅や通勤用の車を貸し出す
  5. 満員電車から逃れ、朝はゆっくりと通勤できる
  6. 地方は物価や学費が安く、子育てしやすい環境がある
  7. 節約すれば、月30〜40万円を貯蓄に回せる

地方に強い転職サイトで、1番のお勧めはリクナビ薬剤師ですね。なぜならば、リクナビ薬剤師は求人の質が高く、600万円以上の求人が最も多いからですまた、大手優良企業から地方の中小薬局まで幅広い求人を扱い、全国に6万件以上あります。

東京や大阪よりも給料が高い理由は、地方ほど深刻な人材不足だからですねただし、ある程度経験がないと、年収600万円以上を稼ぐのは難しいです

基本的には、地方案件の多くは年収600万円前後が多いです。しかし、年収700万円以上稼ぐには、最低でも3年の経験が必要ですねまた、年収800万円以上稼ぐならば、管理薬剤師や1人体制が出来る事が条件です。

地方の調剤薬局は給料が高い上に、住宅手当の全額補助や通勤用に車を貸してくれる店舗もあります

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