美容外科も薬剤師を募集してる？｜転職する方法やメリットは？

美容外科に就職したい女性薬剤師が増えています。しかしながら、医師や看護師と比較して、薬剤師を募集する美容外科や皮膚科は多くはありません。そもそも、私たち薬剤師は、美容外科に転職できるのでしょうか？

薬剤師でも美容外科や、美容に特化した薬局で働く事ができます。

なぜならば、美容系の医療市場は、急拡大で成長している分野だからです。２０１７年の美容医療市場規模は、２０１４年比１１４.８％で３,２５２億円まで拡大しています。そのため、医師や看護師だけではなく、薬学の専門家である薬剤師を募集する店舗が増えています。

美容系で働く最大のメリットは、給料が大幅に増える事です。

美容外科の施術は、医療保険の適用から外れるため、患者さんに提供するサービスや商品の価格を自由に決められます。そのため、医療報酬が全国で一律に決まる病院よりも、３〜５倍の売上を立てられますね。病院の売上が上がれば、医療従事者にも還元できますね。

また、自分自身が興味がある分野で働く事で、仕事にやりがいを持てることも大きいです。アンチエイジングや生理不順、お肌の荒れに困っている人に、薬学の専門家としてアドバイスできます。

ここでは、薬剤師を募集している美容系の求人を紹介します。また、美容外科の給料が高い理由や、薬剤師が美容関連で働く事のメリットを紹介します。やりがいが持てる上に給料が増える事で、私たち薬剤師にもたくさんの利点がありますね。

美容関連の求人は、どうやって探せば良いのか…

医師や看護師同様に美容関連に転職したい薬剤師が増えていますね。しかしながら、美容系の求人はどのようにして探せば良いのでしょうか？

Aさん）薬剤師専門で美容に強い転職サイトはないですか…

美容皮膚科の求人について質問です。美容皮膚科は夜勤がなく給料もいいので転職をしたいのですが転職紹介会社で美容に強い紹介会社とかありましたら教えて頂きたいです。

参考：Yahoo知恵袋

美容外科や美容皮膚科の求人を探すには、薬剤師専門の転職サイトを利用しましゅう。薬剤師専門の転職サイトでは、美容関連に特化した求人を探しやすいからです。転職サイト「薬キャリ」で美容系の求人を検索すると「１８２件」、「ファルマスタッフ」だと１４件見つかります。

ただし、転職サイトの公開求人検索だけでは限界があります。キャリアコンサルタントに依頼すると、一般に公開されてない求人から探してくれます。

Bさん）美容外科に就職して良かった事は何がある…

美容外科 求人についての質問です。実際に美容外科で働いている人のお話しが効きたいです。美容外科への（転科転職)は何を参考にしましたか？あと美容外科への転職をして良かった点と悪かった点があれば教えてほしいです。回答お願い致します。

参考：Yahoo知恵袋

美容外科の求人を探す場合は、診療科ではなく「美容」のカテゴリで探す必要がありますね。薬剤師が美容外科に就職するメリットは、給料が増える事と残業時間が減る事ですね。また、興味がある分野を仕事にできるため、やりがいを持って働けますね。

これからの時代は、専門領域に特化しないと生き残れません。専門領域を追求するならば、自分が好きな分野に特化した方が良いですね。

Cさん）美容外科は夜勤がない上に手取りが高く驚いた…

美容外科の看護師の給料について。私はいま看護学生をしています。なぜ看護学科を目指そうと思ったかというと、単純に給料がいいからです。大変な仕事があるのも承知で看護師を目指してます。最近看護師の給料を調べたりしていると、美容外科クリニックで働いている看護師の給料が高いことを知りました。夜勤がないし手取りも多いことにびっくりしました。美容外科で働く看護師さんたちは本当に年収600万ほど稼いでいるのですか？

参考：Yahoo知恵袋

美容外科で働く医療従事者の給料は高いです。医師であれば、年収で２千万円を超える案件も多いですね。また、看護師も平均年収の４７８万円よりも高額な上に、残業や夜勤もないです。美容外科の給料が高い理由は、保険適用外の自由診療で報酬を得ているからです。

美容外科で利益を出た分が還元されるため、私たち医療従事者の給料も高くなります。

では、私たち薬剤師が美容外科で働くにはどうしたら良いのでしょうか。また、私たち薬剤師の業務内容は、転職後のメリットは具合的には何があるでしょうか。

美容外科の給料が高い理由、薬剤師が働くメリットは？

薬剤師を募集してる美容外科を紹介します。また、美容部外科の給料が高い理由や、美容外科で働くメリットも紹介します。

その１：美容外科は薬剤師を「募集してる」のか？

参考：2017年の美容医療市場規模は2014年比114.8％の3,252億円

美容医療市場は、右肩上がりの急増している市場ですね。

医師や看護師を募集する美容外科や皮膚科が増えていますね。そのため、近年は美容外科に特化した薬局で、薬剤師を募集する美容外科や薬局店舗が少しずつ増えています。例えば、転職サイト「薬キャリ」で美容系の求人を検索すると１８２件の求人が見つかります。

ただし、医師や看護師と比較すると、薬剤師を募集する美容外科は少ないですね。

美容外科で薬剤師に求められるのは、皮膚や化粧品の専門知識ではありません。美容外科で中心に扱っている医薬品は漢方薬です。例えば、漢方薬の「防風通聖散」は、脂肪の燃焼や便秘の解消を助けます。他にも、生理不順からアンチエイジングまで、用途に応じて女性の美容を助けます。

また、美容外科の施術では、保険適用外の西洋医薬品も扱います。適用外の医薬品の知識は、転職後に研修を通じて覚えます。扱う薬品の数は１０種類程度と限られるため、経験が浅い薬剤師でも十分に対応できます。

その２：美容外科の給料が高い理由は「自由診療」？

公式サイト：薬剤師の求人・転職なら「ファルマスタッフ」

美容関係の年収は、薬剤師に限らず医師や看護師も高いですね。経験年数が浅い看護師や薬剤師でも、平均年収以上の給与を得られます。

美容関係の給料が高い理由は、美容に関する施術を自由診療で行っているからです。

美容外科の施術は、医療保険の適用から外れるため、患者さんに提供するサービスや商品の価格を自由に決められます。そのため、医療報酬が全国で一律に決まる病院よりも、３〜５倍の売上を立てられます。病院の売上が上がれば、医療従事者にも還元できますね。

美容外科や皮膚科は、需要が高くたくさんの女性が利用しています。働く女性は美容に関する専門知識を得られる上に給料も増えるため、人気の就職先になっています。

最近では、自由診療と保険適用外の治療を行う皮膚科も増えていますね。それだけ、美容外科や皮膚科が私たちの生活に浸透している事がわかります。

その３：美容外科で働く利点は「人間関係」の改善？

参考：現役ナース61名のアンケート調査を大公開！

薬剤師ではなく、美容外科に転職した看護師のアンケート結果です。

アンケート結果を見ると、たくさんの看護師が転職して良かったと回答しています。転職して良かった１位は「人間関係」があります。病院勤務にはない「給与が高い」「残業が減った」「仕事が充実してる」が改善した結果、職場の人間関係にも良い影響を与えたのかもしれないですね。

現在日本政府の医療費は４２兆億円を超え、崩壊寸前の状況にあります。

これからは日本でも、医療費が削減され保険適用外の病院が増える事が予測できます。私たち薬剤師も、生き残るには特定の専門領域に特化する必要がありますね。国家資格を取得した事に満足していると、これからも給料が増える事はないですね。

では、私たち薬剤師が美容外科や皮膚科を探すにはどうすれば良いのでしょうか？

薬剤師を募集してる「美容外科」を探す方法は？

私たち薬剤師が、数少ない美容外科の求人を見つけるにはどうすれば良いでしょうか。

方法１：転職サイトで「美容外科」を検索する

公式サイト：薬剤師の求人・転職なら「ファルマスタッフ」

転職サイトを利用する事で、全国の美容関連の求人を探せますね。

「ファルマスタッフ」のフリーワードに美容を入れて検索すると１４件、「薬キャリ」で検索すると１８２件見つかります。まずは、自分が住んでいる地域で、薬剤師を募集してる求人がないか検索してみましょう。

ただし、薬剤師を募集している美容外科は数が少ないです。また、転職サイトは公開求人しか検索できないため、見つからない可能性も高いですね。非公開求人も含めて案件を探すには、キャリアコンサルタントに直接依頼する必要があります。

方法２：キャリアコンサルタントに探してもらう

美容外科の求人を探す場合は、転職エージェントを利用した方が良いです。なぜならば、薬剤師を募集する美容外科の数は少なく、求人票や転職サイトからだけでは限界があるからです。

キャリアコンサルタントに依頼した場合、非公開求人からも探してくれます。また、希望する地域内で見つけられなかったとしても、隣の地域や過去の採用状況から問い合わせてくれます。美容外科で働きたい場合は、転職エージェントも利用しましょう。

方法３：美容部員としてドラッグストアで働く

美容外科への就職が難しい場合は、大手ドラッグストアも候補に入れましょう。

大手ドラッグストアでは、美容関連の医薬品や漢方をたくさん扱っていますね。ドラッグストアの美容部門で経験を積む事で、美容外科へも就職しやすくなります。また、大手ドラッグストアは調剤薬局や病院よりも給料が高い利点もあります。

ドラッグストアに転職すると、薬剤師手当が月８〜１２万円貰える上に、時間外労働や夜勤手当も貰えますね。経験が浅い２０代でも、年収５００万円以上を稼げます。将来的に美容外科で働きたい人は、まずはドラッグストアで経験を積むのも１つの選択肢ですね。

参考：ドラッグストアの年収は６００万円｜デメリットや向いている人は？

まとめ：美容外科も薬剤師を募集してる？

薬剤師でも美容外科や、美容に特化した薬局で働く事ができますね。なぜならば、美容系の医療市場は、急拡大で成長している分野だからです。２０１７年の美容医療市場規模は、２０１４年比１１４.８％で３,２５２億円まで拡大しています。そのため、医師や看護師だけではなく、薬学の専門家である薬剤師を募集する店舗が増えています。

美容系で働く最大のメリットは、給料が大幅に増える事です。

美容外科の施術は、医療保険の適用から外れるため、患者さんに提供するサービスや商品の価格を自由に決められます。そのため、医療報酬が全国で一律に決まる病院よりも、３〜５倍の売上を立てられますね。病院の売上が上がれば、医療従事者にも還元できますね。

また、自分自身が興味がある分野で働く事で、仕事にやりがいを持てることも大きいです。アンチエイジングや生理不順、お肌の荒れに困っている人に、薬学の専門家としてアドバイスできます。

現在日本政府の医療費は４２兆億円を超え、崩壊寸前の状況にあります。

これからは日本でも、医療費が削減され保険適用外の病院が増える事が予測できます。私たち薬剤師も、生き残るには特定の専門領域に特化する必要がありますね。国家資格を取得した事に満足していると、これからも給料が増える事はないですね。

興味がある美容外科で働く事で、私たち薬剤師にもたくさんの利点がありますね。